「家で小豆を煮たら皮が破れてしまった」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
せっかく手間をかけたのに、破れてしまったらがっかりですよね。
そこで今回は、破れない小豆の煮方のコツをご紹介いたします。
▼破れない小豆の煮方のコツ
■小豆を戻す時間
乾燥した小豆を煮る際は、 事前に水で戻しておかなければなりません。
水で戻す時間は、小豆を煮た時に破れないようにする重要なポイントです。
乾燥した小豆を水につけることによって、内部に水分が浸透していきます。
この時間が6時間に満たないと、煮た時に小豆の皮が破れやすくなるのです。
そのため、最低でも6時間以上は水に浸しておきましょう。
■ゆでる時の水の量
水で戻した小豆をゆでる際、レシピなどに「たっぷりの量の水でゆでます」と書かれていることがよくありますよね。
この「たっぷりの量」とはどのくらいなのでしょうか。
破れないようにするには、小豆の3倍をこえる量の水が目安です。
ゆとりを持たせ、小豆の量に対して4倍程度の水を使ってゆでると良いでしょう。
■加熱時間
破れないように小豆を煮るには、加熱時間にも注意が必要です。
小豆は水からゆで始め、まず最初に一気に沸騰させます。
その後、弱火でさらに2分から3分程度ゆでましょう。
アクを取り除くためにもう一度新しい水に取り換えたら、今度は同じく弱火で20分が目安です。
時間が長くなると破れる可能性が高くなるため、しっかりと時間を測ってくださいね。
▼まとめ
破れないように小豆を煮るには「水で戻す時間」「ゆでる時の水の量」「加熱時間」のそれぞれにコツがあります。
これらのコツをつかみ、ぜひきれいで口当たりの良い小豆を炊き上げてみてくださいね。
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