料理だけでなく和菓子にも使われるそら豆は、どのような特徴を持っているのでしょうか。
そら豆の特徴を知って、上手に使いこなしたいところですよね。
そこで今回は、そら豆の特徴について見ていきましょう。
▼そら豆の特徴
■さやが上向きにつく
グリーンピースやえんどう豆は、さやが下向きについています。
しかし、そら豆はさやが上向きにつくのが特徴です。
この上向きにつく特徴から「空に向かって成長する豆」という意味で「空豆」と表記されることもあります。
色は鮮やかな黄緑色をしており、さやの中には大きいもので5つほどのそら豆が入っています。
■爪の部分の色
そら豆と言うと、頭の部分に黒い筋が入っているのを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
この爪の部分を「お歯黒」と呼びます。
若いうちのそら豆のお歯黒部分は柔らかく、実と同じように緑色です。
お歯黒と呼ばれる黒い状態は、 熟しきったそら豆や、収穫が終わりに近づいたものに現れます。
お歯黒が現れたそら豆の実は固めですが、味は非常に濃厚です。
そのため、塩ゆででそのまま食べるよりもスープなどで使うのに適しています。
■味わい
そら豆は調理方法によって味わいが変わるのも特徴です。
例えば、さやのまま魚焼き用のグリルに入れて焼くと非常に甘みが増します。
ゆでるとホクホクとした食感になり、 豆のコクを味わえるのが特徴です。
「そら豆が美味しいのは3日」と言われるほど鮮度が落ちるのが早いだけに、収穫後はすぐに調理をするのがおすすめです。
▼まとめ
そら豆は空に向かってさやがつき、熟すほどに爪の部分が黒くなるといった特徴があります。
調理方法によって味わいが変わるのも、そら豆ならではですね。
1916(大正5)年に創業した当店では、さまざまな豆菓子を世に送り出してきました。
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