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寒い時期に甘いものが食べたい時、和の甘味を味わいたくなる方も多いのではないでしょうか。
その際によく食されるのが、ぜんざいとおしるこです。
そこで今回は、ぜんざいとおしるこの違いについて見ていきましょう。

▼ぜんざいとおしるこの違い
■汁気があるかないか
ぜんざいは、餅や白玉の上につぶあんをのせたものを指します。

一方のおしるこは、こしあんを水と砂糖で煮詰めて汁状にしたものです。
餅や白玉をおわんに入れ、その上から汁状にしたこしあんをかけて仕上げます。
ただ、汁気があるかないかによってぜんざいとおしるこを区別するのは主に関東地方の特徴です。

■関西地方の特徴
関西地方では、ぜんざいとおしるこのどちらも汁状で作ります。
区別する要素は、ぜんざいがつぶあん、おしるこがこしあんだということです。

関東の汁気のないぜんざいのことを、関西では「亀山」と呼びます。
そのため、関西ではメニューに「ぜんざい」「おしるこ」「亀山」の3つが記載されているかもしれません。
関東地域にお住まいの方が関西に行かれる際は、事前にこれらの違いを知っておくと注文の時に迷わずに済みますよ。

■中身で分けるところも
九州では、ぜんざいとおしるこを中身で分けています。
餅を入れるとぜんざい、白玉を入れたらおしるこ、といった具合です。
さらに北海道は、ぜんざいとおしるこに明確な違いがありません。

その代わり、おしるこには白玉ではなくかぼちゃを入れます。
これは、餅の入手が困難だった時代にかぼちゃを使った名残です。
こうしてみると、ぜんざいとおしるこの違いにも郷土色が現れていますね。

▼まとめ
ぜんざいとおしるこの主な違いは汁気があるかないかと、あんの種類です。
ただ、地域によって違いがあるため、それぞれの特色を知っておくといいですね。
当店は大正5年の創業以来、さまざまな豆菓子を作ってまいりました。
オンラインショップでもお求めいただけますので、ぜひご利用ください。

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