きな粉は大豆から作られていることで知られていますが、実はきな粉と大豆粉には違いがあります。
一体どのような点が違うのでしょうか。
今回は、きな粉と大豆粉の違いについてまとめました。
▼きな粉と大豆粉の違い
きな粉と大豆粉の違いを理解するには、それぞれの特徴を知るのがおすすめです。
■きな粉の特徴
きな粉と大豆粉との一番の違いは、作り方にあります。
きな粉は大豆を炒ってから皮むきをし、挽いて作り上げた粉末です。
まず最初に大豆を炒ることによって香ばしくなると同時に、大豆特有の豆のにおいが取り除かれます。
きな粉が香ばしい香りと味わいを持っているのは、最初に大豆を炒るという工程のおかげです。
■大豆粉の特徴
近年、大豆粉は「小麦粉・米粉に次ぐ第3の粉」と呼ばれています。
きな粉との違いは大豆を炒る工程がなく、そのまま粉末にすることです。
つまり、大豆粉は生の大豆そのものです。
大豆をまるごと粉末にしていることから、大豆の栄養がそのまま残っています。
▼きな粉と大豆粉の最大の違いは?
きな粉と大豆粉を比べたときの最大の違いは、そのまま食べられるかどうかです。
粉末にする前に大豆を炒っているきな粉は熱が通っていることから、直接食べることができます。
一方の大豆粉は、生の大豆を粉末にしただけです。
そのため、食べる際は加熱する必要があります。
▼まとめ
それぞれの特徴をもとに、きな粉と大豆粉の違いを見てきました。
最大の違いはそのまま食べられるかどうかです。
どちらも食物繊維と植物性タンパク質が豊富ですので、違いを知って上手に取り入れたいですね。
当店は大正5年の創業以来、さまざまな豆菓子を作ってまいりました。
オンラインショップでも販売しておりますので、ぜひご利用ください。